ラベ コート・デュ・ジュラ シャルドネ フルール
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ワインのコーナー
ラベ
Domaine Labet

フランスのワイン名産地の格付けやアペラシオンは誰でも言えるだろう。でもジュラやサヴォワのような、他の地区と比べてマイナーとされている地区のワインを知る人はどれだけいるだろう。仮に知っていたとしても、ジュラのワインとは、シャトー・シャロンやヴァン・ジョーヌのような、特殊な酸化ワインと誤解していないだろうか。ジュラはブルゴーニュの隣にありながらも粘土質土壌より、石灰質土壌が多いということは、ミネラリな白ワインの産地として素晴らしいものができないはずは無いのである。近年、ブルゴーニュ生産者がジュラの土地を手に入れるのにはそういう理由だろう。しかしアラン・ラベは違った。彼はワイン事業に専念することを決意した1974年、そのロワールを生かすべく、スティルワインに眼を向けたのである。既に彼の畑には19世紀後半に植えられたシャルドネがたくさんあったので、本格的にきちんと区画整理をし、テロワールにやさしい農法を取り入れ、パーセルごとに醸造をし始めたラン・ラベは、ジュラの地においてまさに「変人」扱いされたという。農薬の全盛期に逆行する形をとり、限りなく有機に近い方法で畑を改善し(蔵はビオの認証取得には興味なし)、しかも皆が造る特殊ワインより、スティルワインに情熱を注いだわけだから当然かもしれない。現在ではどうだろう、皆がシャルドネを植樹し、スティルワインを必死で造っている。

現在アランの子供達は3人ともドメーヌで働いている。長男であるジュリアンが完全に100%手がけるワインもいくつかリリースしたており、ドメーヌでは20種類も異なったワインを造っている。彼の蔵でのティスティングはとても楽しい。アランはとても気難しい男性だが、彼から聞くジュラの土壌やセパージュの話、彼のワイン哲学など、いつも興味深く、飽きない。ジュラというテロワールのワインに、プロのティスターがどんどん引き込まれていくのが分かる気がする。  今回リリースのキュヴェは、2003年からジュリアンが手がけたもの。父親のアランが造る、日本刀のような真っ直ぐなミネラルスタイルに、ジュリアンの柔らかいフィネスが加わる。 彼はドメーヌに戻る前、ブルゴーニュのラモネにしばらく居たそうだ。  まず、眼を閉じて、味わってみる事から始めよう。

フィネスとミネラルの素晴らしい調和。
ジュラのスティルワインは限りなくテロワールの味わい


■ジュラの地で初めてスティルワインを造った変わり者
ジュラ地方で初めてスティルワインに目を向けた生産者として、また有機栽培のパイオニアとして広く知られるドメーヌ・ラベ。そんなラベの歴史は19世紀に遡ります。 1880年、初代ラベ氏がグルス(ロタリエ近郊の村)に生活拠点を構え、2ヘクタールのブドウ畑、酪農、小麦の畑を耕しながら生計を立てていました。3代目まではこのように農業の一環としてワイナリーを所有し、特殊ワインやバルク売りをしていましたが、1974年、4代目で現在の当主アラン・ラベ氏の手により、本格的なワイナリーへと変化します。 アラン氏は独学でワイン造りを学ぶうちに、「ジュラの地質は素晴らしい。ヴァン・ジョーヌやヴァン・ド・パイユのようなジュラ特有のワインは、それはそれでもちろん素晴らしいが、酸化させることでテロワール本来の良さが失われてしまうのではないか?」と考えるようになります。そして、当時ジュラでは誰も造っていなかったスティルワインに興味を持つようになりました。

ジュラで最初にスティルワインに挑戦した頑固親父

ドメーヌ・ラベ ドメーヌ・ラベ
■テロワールを追求するワイン造りと自然農法
実際にスティルワイン造りを始めた彼は、ジュラの地が地質学的に非常に複雑で多様性に富むことに気づきます。 そして、「ジュラという類い稀なテロワールを持つ地で、それぞれのテロワールが持つ特徴をきちんと出せるワインを造りたい」との思いを新たにしました。「パーセル(区画)毎に収穫、醸造、瓶詰め」によるテロワールワインの追求の始まりです。 もちろん農薬は一切使用したことがありません。アラン氏がワイナリーを継いだのは1970年代。それは高度経済成長期、「農薬・化学肥料・薬剤」を大量に使用した近代化農業が推進され、実際、農作物の被害が激減、生産性が向上などといった、みせかけの効果が出始めていた時代です。そんな中、彼だけが時代に逆行するかのように環境に配慮した自然な農法に目をむけ、一切農薬や除草剤等の化学物質を使わないワイン造りに専念していたのです。周囲の人々からは完全に“変人”扱いされていたといいます。(そして多分今でもそう思われているとは本人談。)

頑固な情熱家の父

「ドメーヌ・ラベ」の4代目で現当主、アラン・ラベ氏。 醸造学などワイン造りに関しては一切学校で学ばず、父や祖父から受け継いだものだけを元に全てを独学で習得し、「ジュラの地で初めてスティルワインを造る」という偉業を達成しました。しかも完全な有機栽培で。 こんなことを成し遂げただけあって、相当な頑固でわが道を行くタイプ。曲った事が大嫌いで、何事も発言も単刀直入、かつ好奇心旺盛。シャンボール・ミュジニーのワイナリー、「アンリ・フェレティグ」のアンリと親友です。
ドメーヌ・デュ・ヴィスー

ドメーヌ・デュ・ヴィスー

温和な息子、ジュリアン

アランの長男、ジュリアン・ラベ氏。1997年、父親から最上区画を含む一部を譲り受けて「ドメーヌ・ジュリアン・ラベ」を立ち上げ、独自のスタイルでワインを造っています。醸造学科出身で、実家に戻るまではブルゴーニュのラモネに滞在していました。父親と似て頑固なところが見られるものの、人の意見を最後まで聞き、物腰は非常に柔らかい。 ワイン造りについては、父親同様やはりテロワール第一に、彼自身の哲学を持っています。10種類以上ものワインがあるのはそのため。「キュヴェごとの生産量は1000本前後しかないが、色々なテロワールが楽しめるからとても面白い」とのことです。 また、2009年には完全ビオロジック、および認証取得のため、自分の区画は実践に踏み切り、2009年ヴィンテージからはSO2無添加のワインへと切り替えました。




コート・デュ・ジュラ シャルドネ フルール2015
(ラベ )
Cotes du Jura Chardonnay Fleurs

コート・デュ・ジュラ シャルドネ フルール

商品名コート・デュ・ジュラ シャルドネ フルール
メーカー名ラベ
ヴィンテージ2015
生産国フランス
地 域ジュラ
地 区
村 名
格付けA.O.C.コート・デュ・ジュラ
品 種シャルドネ 100%
タイプ辛口・白
 飲み頃温度 12℃ ALC度数 13.90 %
熟 成醗酵:オーク樽(228L)   
熟成:オーク樽熟成 10ヶ月(228L、新樽は使用せず)
   瓶熟:18ヶ月
価 格
●.750ml \2.840(3.067円)

備 考■コート・デュ・ジュラ シャルドネ フルール(ラベ)■
ジュラ地方で早くから自然な栽培とスティルワインの醸造を始めた異色の生産者。マンゴー等黄色い果実やミネラルの香り。バランス良く、まとまりのある美しい口当たりのワインです。
(2010)平均年間生産量 6,000本 ALC度数 13.90 %
オーガニック等の情報 ビオロジック オーガニック認証機関 認証無





コート・デュ・ジュラ ・フルール・ド・サヴァニャン2014
(ラベ )
Cotes du Jura Fleur de Savagnin

コート・デュ・ジュラ・フルール・ド・サヴァニャン

商品名コート・デュ・ジュラ・フルール・ド・サヴァニャン
メーカー名ラベ
ヴィンテージ2014
生産国フランス
地 域ジュラ
地 区
村 名
格付けA.O.C.コート・デュ・ジュラ
品 種サヴァニャン 100%
タイプ辛口・白
 飲み頃温度 12℃ ALC度数 13.90 %
熟 成醗酵:古樽にてマロ・ラクティック醗酵   
熟成:オーク樽熟成15ヶ月(228L、新樽は使用せず)
 ブレンド後ステンレス・タンクにて一ヶ月
価 格
●.750ml \3.880(4.190円)

備 考■コート・デュ・ジュラ・フルール・ド・サヴァニャン(ラベ)■
ジュラ地方で有機栽培にいち早く取り組む造り手によるサヴァニャン100%の白ワイン。芳醇でフローラル、しっかりとした酸とボディが楽しめます。
(2010)平均年間生産量 5,600本 ALC度数 13.30 %
オーガニック等の情報 ビオロジック オーガニック認証機関 認証無





コート・デュ・ジュラ シャルドネ アン・ビヤ2007
(ラベ )
Cotes du Jura Chardonnay En Billat

コート・デュ・ジュラ シャルドネ アン・ビヤ

商品名コート・デュ・ジュラ シャルドネ アン・ビヤ
メーカー名ラベ
ヴィンテージ2007
生産国フランス
地 域ジュラ
地 区
村 名
格付けA.O.C.コート・デュ・ジュラ
品 種シャルドネ 100%
タイプ辛口・白
 飲み頃温度 12℃ ALC度数 13.80 %
熟 成醗酵:オーク樽醗酵 
熟成:オーク樽熟成 20ヶ月(4〜10年使用の228l樽)
価 格
●.750ml \3.000(3.240円)

備 考■コート・デュ・ジュラ シャルドネ アン・ビヤ(ラベ)■
ジュラ地方で早くから自然な栽培とスティルワインの醸造を始めた異色の生産者。黄桃や熟れたリンゴを想わせる香り。ボリュームがあり、ミネラル感とのバランスが良い白ワイン。
(2010)平均年間生産量 900本 ALC度数 13.80 %
オーガニック等の情報 ビオロジック オーガニック認証機関 認証無





コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・レ・ヴァロン2015
(ラベ )
Cotes du Jura Chardonnay les varrons

コート・デュ・ジュラ シャルドネ アン・ビヤ

商品名コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・レ・ヴァロン
メーカー名ラベ
ヴィンテージ2015
生産国フランス
地 域ジュラ
地 区
村 名
格付けA.O.C.コート・デュ・ジュラ
品 種シャルドネ 100%
タイプ辛口・白
 飲み頃温度 12℃ ALC度数 13.80 %
熟 成醗酵:オーク樽、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵
熟成:オーク樽熟成 18ヶ月
(228L、フレンチオーク、新樽は使用せず)
価 格
●.750ml \4.000(4.320円)

備 考■コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・レ・ヴァロン(ラベ)■
樹齢100年を超える古木の多い区画、レ・ヴァロンのシャルドネ。力強く心地よい酸味が感じられるます。今後10年は熟成の変化を楽しんでいけるでしょう。
(2010)平均年間生産量 2,000本 ALC度数 12.70 %
オーガニック等の情報 ビオロジック オーガニック認証機関 認証無






ジュラのテロワールを忠実に表現する

ジュラにおけるテロワールの特徴を知り、それをワインに忠実に表現すること 「ブドウは自然の力で出来上がるものであるが、その果実に人の力が加わることによって、初めて飲み物として成立するものであり、勝手にワインができるわけではない。人間の叡智があって(醗酵から熟成まで注意深く観察をすることで)、初めて素晴らしいワインが完成するのである。」

内陸性気候

地図を見れば一目瞭然ですが、ジュラ地方はブルゴーニュのボーヌからマコン地区にかけて南北のルートのちょうと東側に当たり、標高が高く、斜面の多いジュラ山脈に含まれるため畑の立地条件は最高ともいえます。

地質時代の複雑な土壌

非常に複雑なジュラの土壌 トリアス、ジュラ紀に由来する石灰岩、泥灰岩土壌、先生代第三紀斬新世、オリゴシーンの礫岩土壌、岩石、砂岩質、砂質の土壌があり、表面上は泥灰質と粘土質の違ったものが各地に見られる。ジュラ地区は非常に複雑な土壌が入り混じるため、地質によってかなり味わいに変化が出ます。 ラベの土壌 ラベの所有するテロワールは、特にマールと粘土が多く粘性も強いため、土地を耕すのには非常に苦労を要する。しかし、土壌はかなり肥えており、石灰岩盤からくるミネラル成分と混ざってさらに複雑性が増します。 また、石灰質土壌のパーセルも多くを占めるのが特徴です。ジュラ紀の石灰岩と言ってもカテゴリーは幅広いですが、基本的には水捌けが非常によく、春先頃から気温が上がり始めると一気に地表温度も上がります。このテロワールからは、硬質なミネラル感を持ち、時にはシャープで張り詰めた印象の味わいや、乾いた石のようなゴツゴツとしたミネラル感を舌で感じることもあります。 これはラベの得意とするワインのスタイルでもあるが、テロワールごとに表現されたワインは、時には直線的で輪郭のはっきりした、明確かつ軽快で、尖ったミネラルを感じられるワインが造りだされる。

ドメーヌ・デュ・ヴィスー

なんと30種類以上のワインを醸造!

テロワールごとの特徴をきっちりと出すことを追求しているため、息子のものと合わせると、なんと30種類以上もの違ったワインを醸造。その中で特殊ワインは3つのみ(マールを含む)。引継いでから10数年、やっと環境も整ってきた1986年から、ブルゴーニュのように区画ごとに醸造する方法を開始し、1992年からアイテムを少しずつ増やしてきました。もともと一つ一つの区画が小さいので彼の造るスティルワインは全部で20近くあって、生産量も年間250本?1200本とごくわずかです。

“変人”と呼ばれながら続けた自然農法

初代から続く伝統的な農法を続けていますが、現当主アラン氏になってそれはさらに徹底されました。実は彼は、ジュラで最初に「有機栽培」を実践した人物。1970年代、農薬が推奨された時代にあってこの農法に反対だったのです。 彼は当初、受け継いだ2ヘクタールの畑を何年もかかって徹底的に耕し直しました。化学薬品を一切使用せず、畑を耕すことによって地中の微生物の動きを活発にすることを目指してしていたのです。こうして畑を整えることに費やした時間は、実に12年。(実際にパーセル毎の醸造を始めたのは1986年になってからです。) “生産性”は下がりますが、エコシステムはもちろん、人にもワインにも優しい方法をわざわざ変える必要はない、と考えて有機農法を徹底したのです。この一貫した姿勢で、今ではジュラ地区においてはリーダー的存在のワイナリーとして一目置かれています。
ドメーヌ・デュ・ヴィスー

ドメーヌ・デュ・ヴィスー

区画ごとに収穫、醸造、瓶詰

こうして収穫されたブドウは、ストレスを避けるために非常に丁寧に、ゆっくりと圧搾され、テロワールと区画ごとに醸造されます。当然ながら人工酵母は一切使用せず、本来のテロワールからくる、ブドウに付着した自然酵母によって低温でゆっくりと醗酵されます。 熟成は228リットルの樽(新樽は一切使用しない)で澱とともに熟成されます。常にウイヤージュを行い、必要に応じてバトナージュを行ったりすることもありますが、決まった手順というのはなく、テロワールやその年の特徴に応じて臨機応変に対応しています。

古木、厳しい選別・・・低収量

樹齢の高い樹が多いため、必然的に収穫量は少ない。 平均収量は20?40hl/haで、収穫は全て手摘みで行われます。それも収穫前に畑でかなりの房を落としてしまい、収穫後もさらに選別にかけるという徹底ぶり。必然的に、収量はぐんと減ることになります。

数々のレストランに名を連ねる!

ジュラ地方トップクラスの造り手としてフランスでは非常に有名であり、星付きレストランのワインリストにも名を連ねるラベ。ですが、アラン氏は一切コマーシャルに興味がないため、レストラン等への販売先の調査は不可能です。(造り手自身が知らない!) また、コンクールや評価のためのサンプル送付は一切行っておらず、父のアラン氏はビオロジックの認証も一切興味無し。息子ジュリアンのワインのみ、認証取得予定です。
ドメーヌ・デュ・ヴィスー




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